「ティファ 編」
「レベル1モデラー」な私の、行き当たりばったりなフィギュア制作記第11弾です。
今回は「習作シリーズ」として製作です。
「版権物フィギュア第4弾」
「格闘娘」
■Profile
●名前
ティファ
●生年月日
5月3日
●血液型
B型
●職業
食堂の看板娘
●攻撃ワザ
ラッシュ
今回は「版権が下りないことを承知で作るシリーズ」という事で、製作開始しました。
もうガレキ製作は、まったく売れなくって赤字続きなので、今後は売ることは考えないで、自分の好きな物を作る事にしてみました。
そんな訳で、今回は以前から作りたかった「ティファ」です。
ティファのガレキは、なかなか「これ」というものが無かったので、こうなったら自分で作るしか・・・と思い続けていたという経緯があります。
実は、始めはもっと他のポーズで製作する予定だったのですが、いろいろ考えた結果、以前描いた絵のとうりに作る事にしました。
「制作記 第1日目〜10日目」
「制作日記 1〜3日目」
今回から、製作の素材をポリパテに替えています。
実は以前、少しだけボークスの造形パテを使った事があるのですが、その時の印象が「めちゃくちゃ硬くて削れない・・・」というものだったので、それ以来ポリパテでの造形は避けていたのですが、WAVEの「HGポリパテ 速乾タイプ フレッシュ」がナカナカよさそうだったので、挑戦してみることにしました。
こうしていちからきちんとポリパテで製作するのは始めてなので、そういった意味で「習作」だったりします。
写真を見て頂けば解ると思いますが、ポリパテはペースト状の素材で、使う際には必要量をパレット等にとって硬化剤と混ぜて使用します。
混ぜたり塗ったりの作業には、ハガキサイズのペーパーパレットと鉄砲串(焼き鳥用)を使っています。
そんなわけで、二三日パテを盛り削りしたてみたのが今回の状態です。
ここまではとにかく、全体のバランスに気をつけ、ちゃんと自立するように注意して作業を進めています。
乾燥前のポリパテの粘度は、「パンに塗るジャム」位なので、たっぷり塗りつけてしまうと、ドロっと流れてしまいます。
そんな訳で、ポリパテは粘土素材のように、一度で希望する形の大きな塊を作る事は難しく、始めは細い骨組みを作って、それに少しずつパテを塗っては、乾かしを繰り返して、ボリュームを出していきます。
そういった製作行程は、少しづつ様子をみて作業を進めるので、全体のバランスは取りやすいと感じました。
また、完全硬化したポリパテは、いままで使っていた「スカルピー」とは、強度が全然ちがいますので、作業中に、曲がったり折れたりする事に、それほど気をつかう必要がありませんので、安心して作業ができます。
その一方、硬さは削りにくさにつながるのですが、このポリパテはナカナカ丁度良い掘削性で、とても気に入りました。
また、素材の色もご覧の通りの肌色なので、違和感無くフィギュア製作が出来ます。
今はまだ色々と手古摺っていますが、今後ポリパテの製作はスピードアップが期待出来そうです。
「制作日記 4〜6日目」
超久方ブリの作業再開です〜
今回は、自分の思うがままに全体的にボリューム付けをしました。
キャラのイメージとして、やはりむっちりとした印象があるので、一度盛れるだけ盛りつけてボリュームを出して具合いをみてみたという次第です。
この後は、一気に削りこんでいく作業となるのですが、現時点では自分の思っているイメージどうりになっていて、たいへん良い感じです。
立体物の作業で、私が一番注意しているのは「量感」でして、形状やモールドよりもまず、そのものの量感を意識しています。
こういった「大きさ感」を直感的に認識出来る人なら良いのですが、私の場合「これはこのくらいの大きさで良いのだろうか・・・」という不安がたえずつきまとっています。
そんな次第ですから、いつまでたっても、先の作業に進めず、長さやボリュームの調整をいつまでも繰り返してしまいがちです。
ですが、今回はわりと早い段階で全体の量感がまとまったので、ひと安心です。
「制作日記 7〜10日目」
さて、比較的順調に作業が進んでいます〜
今回は全体の形を整え、ベースをほぼ完成させました。
後は、分割して細部を作り込んでいく作業となりますので、全体図写真を撮るのはこれでしばらくお預けとなります。
今回は、ポリパテで作業をしているわけですが、ある程度の形になってからの作業のやりやすさが、以前使っていたスカルピーとくらべて、随分とやりやすいと感じています。
粘度素材の方が、ある程度の形にするまでは、たしかに早いのですが、いざ細部の作り込みとなると、やはりポリパテの方がフィーリング良く作業出来ます。
そんな次第で、今後の作り込みの作業がちょっと楽しみです。
「制作日記 11〜30日目位?」
う〜〜〜ん・・・なんというか、すっかり「見失ったっ!!」状態に陥っております。
前回の状態から、バラしてボージングを組み替えバランスをとりなおしてみたけど上手くいかず、しばらく放置していた後、またバラして組み直して・・・を3回も繰り返したにも関わらず、納得出来ないものだったので、さらに放置となっていたのですが、今回フィギュア製作を再開するにあたり、再度トライしてみた次第です。
この段にて、散々遠回りした挙げ句に「たいして変わっていない」という事に気付いたわけで、自分の立体に対する未熟さが情けないと思う次第ですが、今回は「やる気」だけは損なっていないので、なんとか振り絞って続けていきたいと思う次第です。
それにしてもピンクだったり黄色だったりするのは、素材の肌色パテが入手困難になったので「もりもり」に変えた為なので、気にしないでいただけるとたすかります。
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